A WILL

最初の別れも朝だった
閉じた瞳を撫でて
もう 叶わない君の分まで連れていくと
未来を一つ預かった

忘れないから 決して消えやしないから
そうやって泣いていた それが希望なんて知らないまま

まだ 終わりたくないんだよ
こんな僕だって やっと一つの理由を背負った
いつか看取った全ての 思い出達に
伝えなくちゃ 僕等の明日は
こんなに眩しかったと

数えきれない程のさよならが 僕に遺した未来
どんな結末だって見届けるんだ
さよならで終わらせたくないから

傍にいたいけど もう行かなくちゃ
ずっと覚えてる 見えなくなったって思い出すから

まだ終わりたくないんだよ 知ってしまったんだ
今日がどんなに愛しくて怖いか
もっと少しでも長く 焼き付けていたい
君がくれた あの日の続きは
ちゃんとここにあったんだと

まだ 終わりたくないんだよ
こんな僕だって ちゃんと生き尽くす意味があるんだ
いつか看取った全ての 思い出達に
伝えなくちゃ 僕等の明日は
こんなに眩しかったと
君の言う通りだったねと



Credits
Writer(s): Shota Horie
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