ReReハロ~終われそうにない夏~

導かれたような出会い
目と目が合った瞬間に
イタズラに運命さえ
変えてしまいたい
友達のままで
終われそうにない夏

暑さが増す蝉の鳴と
窓際の鳴らない風鈴
そんな季節に
君に出会った

期待外れな場所へと
風を送る扇風機
会いたいんだよ
今君に

にっちもさっちもいかなくて
君に電話をかけたけど
最後の一歩踏み込めないまま

導かれたような出会い
目と目が合った瞬間に
イタズラに運命さえ
変えてしまいたい
友達のままで
終わらせたくない夏

画用紙みたいな青い空と
絵の具で描いたような雲
そのちょっと下で
君を待つ

少し遅れて着いた君は
暑そうに顔をしかめて
「待たせたね」と
すぐに笑う

にっちもさっちもいかないのは
二人の会話
わかってる
好きだと言わなきゃ進めないのは

夏の海に上がる花火
全てを覆すように
不意に聞こえてきた「好き」
君の口から
二人の世界が
今交わりあった

導かれたように出会い
手と手が触れた瞬間に
イタズラに笑いあって
二人の世界重なった
友達のままで
終われそうにない夏



Credits
Writer(s): Keita Ohura (pka Keita)
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