さみしさのゆくえ

さいはての国でくらす
あなた帰って来たのは
おだやかな冬景色が
なつかしかっただけなの?

どこかで会おうと言って
急に電話くれたのも
昔の仲間のゆくえ
ききたかっただけなの?

悪ぶるわたししか知らず
あのとき 旅立って行った
お互い自分の淋しさを抱いて
それ以上は持てなかったの

こんなわたしでもいいと
言ってくれたひとこと
今も大切にしてる
私を笑わないで

したいことをしてきたと
人は思っているけど
心の翳は誰にも
わかるものじゃないから

悪ぶるわたししか知らず
あなたはまたすぐ行くけど
他人の淋しさなんて救えない
夕陽に翼を見送る

残った都会の光
見つめてたたずめば
そのときわたしの中で
何かが本当に終わる

悪ぶるわたししか知らず
あなたはまたすぐ行くけど
他人の淋しさなんて救えない
夕陽に翼を見送る

残った都会の光
見つめてたたずめば
そのときわたしの中で
何かが本当に終わる
何かが本当に終わる



Credits
Writer(s): Yumi Arai
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