Veek

薄まる荒野の背 ゆっくりとほされて
今頃 足す度 微香 きしむ手綱
輝く荒野の塀 コンクリートの前に
今頃 待つ度 微香 全て匿う

二重 この灰である 文字が沈む前に
今頃 足す度 微香 滲む欠片
飛び乗る荒野の塀 かすむビーズ穂にして
渦巻く軌跡はよぎる まだ利成すと

まっすぐ乗り越え ゆえに置いていて 裏糸を
光るまつげの 末に溶き態様
察する角度を つなぎ止めていて フライトを
過ぎ去るパズルに 隠していたいよ
光る涙と 枝にそれさえも 裏糸を
震えるリズムを 動き態様



Credits
Writer(s): Spangle Call Lilli Line, Kana Ootsubo
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