シーラカンス

雨の雫 頬に感じた
雑踏の中 空を見上げ
僕が参ったなと思ってた時

後ろから不意に傘を差し出す
誰かがいて振り向いたけれど
名前も知らぬ女性だった

その眼差し どこかで会ったような
懐かしさはなぜ?君は誰ですか?

シーラカンス生きた化石のように
ハートの底にいたんだ
ずっと忘れていたよ
こんなエモい瞬間
あの頃と変わってない
ときめきを見つけたんだ
まさか今もそっと生きてたなんて奇跡だ

中学生か 高校生か
ずいぶん前の恋する痛み
話し掛けようとしたら
不意に何か動いた

カフェのテント 慌てて逃げ込み
雨宿りする僕の隣に
君はなぜいるのか?傘を持ってるのに

なんか変だよね 不思議な感じ
だけどどうしてだろう 悪い気はしない
雨が降り止まなきゃいいのに

黙ったまま何分こうしてたか?
このドキドキは何?どうなってしまうの?

シーラカンス今でも生き延びてた
絶滅したわけじゃない
誰も気づかぬように
どこにいたのだろう?
大人への氷河時代
自然淘汰されないまま
忘れさられ
ここで蘇るとはミステリー

Fuu, fuuu
Fuu, fuuu

ずっと前に失くしたと思ってた
僕にとって大事なものを
胸の奥で見つけたんだ
ねえなんか嬉しいよ

シーラカンス生きた化石のように
ハートの底にいたんだ
ずっと忘れていたよ
こんなエモい瞬間

あの頃と変わってない
ときめきを見つけたんだ
まさか今もそっと生きてたなんて奇跡だ

中学生か 高校生か
ずいぶん前の恋する痛み
話し掛けようとしたら
不意に何か動いた



Credits
Writer(s): Tomolow, Barbora
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