ミラーボール

当たり前の道を歩く
お気に入りのベンチ
いつの間にか無くなっていた
帰りたくなくなった今日は
少し遠回りをしよう
そうやっていつしか逸れていた

無色透明な日々をこなすたび、汚れていった
全て染めてしまう魔法が欲しくて
さよならだ!

僕達という日々に
「達」に閉じ込めてしまった日々に
心にもなかったありがとう
それさえ僕にはさ いつあげるの
飛び出した鼓動と行こう
瞬きの隙間で煌めいた
ワクワクもドキドキも
笑われたって、僕だけのもの

普通へ倣え 心に蓋をして
ほら取り繕ったら本音って何だっけ
もう分かんないや
今だって自転してるこの星と
瞬いているらしい
頼りに痛みを誤魔化してきた

後悔のない人生を虚無と誰かが言った
地団駄踏んできた分、僕は輝ける
つまらない!

今日を超えればきっと
想い願った明日が来るよ
疑ってしまうよ 仕方ない
それでも信じなきゃ やってらんないな
光を受け止め、放とう
傷ついたことだって、その一部
キラキラとピカピカと
この星とお揃いみたいに
みんなとか過去の自分と
比べちゃう僕をさ
ちゃんと抱きしめ
大丈夫って言ってやりたいのさ ah

さよならだ!
僕達という日々に
「達」に閉じ込めてしまった日々に
癖になってしまったごめんね
それさえ僕にはさ いつあげるの

飛び出した鼓動と往こう
瞬きの隙間で煌めいた
ワクワクもドキドキも
追いかけて、僕だけのもの
僕よ、いつもありがとう
もらえなかった僕に言ってやろうぜ
迫り来る普通の日々に
煌めき、抱きしめて 僕だけのもの



Credits
Writer(s): Ibuki Sano
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