此の群青が 朱に染まる
其の私語が 無下に舞い散る

運命の糸なら 疾うに斬り捨てた
己の択りし途 供の螺旋を 墜つる

胸の 逝き場を 探して
冱てる 孤独を 止めて
遥に 滲む 肱の傍に
只君の 随意に

此の乱声が やけに離る
其の騒めきが 無礙に過ぎ行く

運命の異図なら 問うにも及ばぬ
戻れぬ丈の途 墜の螺旋を 昇る

胸の 逝き場を 探して
冱てる 孤独を 止めて
遥に 滲む 肱の傍に
只 君の 随意に

滅び消ゆる 我が身の
傍で殉ふ 憐れさよ
せめて過ぐる 来ん世は 輪廻の果てに
重ねて 見ゆる
風と月とぞ

胸の 逝き場を 探して
埋ける 相座 求めて
遥に 滲む 無間の空へ
此の随 束に微睡む



Credits
Writer(s): 瞬火
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link