Mekakushi Code

希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない。
依然僕にマチガイをインポートする。
ズボンの裾伸びきってiPodのコードが揺れる
イヤホンをあてがって
とりあえずはフード被っておけば問題ないや。
「目隠し完了。」
いつもどおり視えない現状。
非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる。
案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて
生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。
「さぁさぁ、なんかないものか。」と
ユレ気味にビートを刻めば
そうそう悪いもんじゃあないさ。
まぁ、飽きないうちは。
虚栄心を呑み込んで
2つ目の遮断機を右へ。
期待に胸が詰まって
口元がちょっとニヤッとしそうだ。
グルービーになりきって
走り気味にリードするけど
俄然空気に馴染んで
誰にも気付かれていないのなら
断然オーライ
「任務続行。」
あと20分。
引けないでしょう?
スニーカー結び直して
「ほら、合図だ。クールに行こう。」
上昇中の体温なら、ハイパスで一気にトばして
延々肥大中の街を西へ、北へ、君のそばへ。
「おいおい、ちょっとオーバーだろ?」
金髪のヒールが笑えば、
残念、解らないだろうね。
隠し切れない 君じゃ。
募集人数無制限。
無論、途中参加も歓迎。
募集要項無条件。
服装は自由。
自称ウブな君だって
合言葉ハサんで即加入。
そりゃあそうさ僕なんて
ニジオタコミュショーヒキニート。
だが問題ないぜ?
「気分最高」
振れるピーキー
止まない警鐘
ネオンが不意に落ちれば
さぁ、フードを脱いでみせて。
案外今日が来なくても、ローファイな風景を連れて
生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。
「さぁさぁ、どんなもんなのさ」と
赤い目こすって見渡せば
なんだい、つまんなくもないな。
じゃあ、冷めないうちに
いただいてしまおうか。



Credits
Writer(s): Jin
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