Awaiomoi

友達には言えない
あの日、あの夏の約束
流れてゆく季節に
アワイ オモイ セツナイ

交差点の向こうに
君に似た面影
少し猫背で歩くのも
変わらないかな

いつからか
薄れてった
君の声も仕草も
ここで君と見た空は
今も胸の奥にある

友達には言えない
あの日、あの夏の約束
オレンジ色の波が
さらう二人の名前
ごまかしても 隠しても
いつも君を探している
果たされることのない
アワイ オモイ セツナイ

すれ違う人波に
取り残されてゆく
秒針が止まったままの
日々が過ぎてゆく

月明かり 咲く花火
寄りかかったぬくもり
永遠に続くように
願いかけた流れ星

特別は変わらない
幾つ季節が巡っても
本当は伝えたい
アワイ ネガイ キエナイ

記憶の中の君は
いつも優しかったから
朱で塗りつぶした空が
君の影の幻を
映してはまた消える

果たされることのない
どんなに願っても...
「カナワナイ」

友達には言えない
あの日、あの夏の約束
遠ざかる思い出に
滲む二人のキオク
目を閉じても 拒んでも
いつも君を探している

果たされることのない
トオイ トオイ ヤクソク

アワイ オモイ セツナイ



Credits
Writer(s): Watana Besta Social Club
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