S-LOW

沈む楽園に惑わされて
息長く独りそっと髪を分けた
いつもより不安げにそよぐ風

うずく欲に身も愛も預け
あなたそっと崩れゆく夢をたどる
探すのは木漏れ日と私にかえすの
知らぬまにさずかった意味をもって

行き場ない日々の日常に彩りを加えた
この場なら言えるの私 祈りにかえても
変わらない日々の残像に輝きは生まれて
大人びた1人の人に時を超え求められてく

一度あなたに背を向け煽る
おさがりの口づけできつくあなた抱き寄せた
見透かしの幸せ
青く冷たい心の声は
喉元で甘い吐息へと変わる
いつからか嘘つきと私は結ばれ
慣れてしまうくらいの愛になって

行き場ない日々の日常に彩りを加えた
この場なら言えるの私 祈りにかえても
変わらない日々の残像に輝きは生まれて
大人びた1人の人に時を超え求められてく

私きっとまだ覚えている
捨て去ったあの頃
気がついた最後の夜に
私を戻すの

行き場ない日々の日常に彩りを加えた
この場なら言えるの私 祈りにかえても
輝くこと
あなたから見た1人の私は
飾らない姿に怒り答えを求めて

行き場ない日々の日常は
また生まれ落ちて
大人びた1人の人に時を越え求められてく



Credits
Writer(s): Takuya Yamanaka
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