嗚呼、人生が二度あれば

心が千切れてしまいそうな
悔しさを胸で噛み殺して
諦めたものや 断ち切った思い
ロックを捨てた彼の手が
生まれてきたばかりの命を
抱きしめる時初めて気付く
愛は情熱より強く
悲しいくらいに無償のものだと
花萌ゆり 風立ちぬ
今片道の旅を行く

鳴呼、人生が二度あれば
もしもこの人生が二度あれば
次はどんな生き方をするだろう
鳴呼、時を戻せるなら
もう一度あの日に戻れたなら
今度はどっちの道を選ぶだろう

校庭の桜の根元
Timecapsuleに詰め込まれた
手紙の宛先 期待色の未来
勇気とも呼べない程の
幼い無謀さだけを胸に
未だ永遠のままの夢を
疑いもせず追いかけて
少年達は果てなき旅に出る

花萌ゆり 風立ちぬ
まだ書きかけの世界地図

鳴呼、人生が二度あれば
もしもこの人生が二度あれば
覚悟なんて意味をなくすだろう
鳴呼、時を戻せるなら
もう一度あの日に戻れたなら
今日という日は何処へ向かうのだろう

鳴呼、人生が二度あれば
もしもこの人生が二度あれば
涙なんて流れはしないだろう

命がこんなに輝きはしないだろう



Credits
Writer(s): Shingo Maekawa
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