胡散

壮大に拡がる地球
光の速さで繋がって
文明は進化に夢中
人類の退化も止まりはしない

適当に繰り越しレジューム
本当の自分はできるはず
正体をぼやかし白昼夢
夢の中でも同じで

人を嘲笑う資格などあるのか
命を量れる器はあるのか

眩しくて 煌めいた空の果て
揺り起こされた 三途の川の底
ボクはダレですか? (キミはダレですか?)
キミはダレですか? (ボクはダレですか?)
右往左往の路 旅は続く

退屈な日常のウソ
そこに群がるアリクイに
真実はここにあるさと
欺瞞に満ちた泥濘(ぬかるみ)に落ちる

胡散くさい あいつの笑顔
曖昧 身 満員 何番トライ 出会うと
(I MY ME MINE 南蛮渡来でアウト)

最悪な現実を見る
惰性で進んだ近未来
限界を超えても走る
予測不能な日々を抜けて

人を嘲笑う資格などあるのか
命を量れる器はあるのか

突き抜けて 辿り着くキミのナカ
揺り起こされた 三途の川の底
ボクはダレですか? (キミはダレですか?)
キミはダレですか? (ボクはダレですか?)
有象無象の中 旅は続く



Credits
Writer(s): Mitsfune Okamine
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