KG - Gift

望郷

描いてた理想とは
かけ離れてる
毎日の中で
まぶたを閉じれば

思い出すあの頃の
無邪気な日々を
傷つきながらも
笑いあった時間を

根拠の無い
自信はもう
虚ろに揺らいでいる

暮れゆく夕陽を眺めながら
望郷の思いに胸が苦しくなる
心の奥には
愛おしい思い出と
町並みが今も輝くよ

繰り返す毎日に
慣れ始めた頃
都会(まち)の喧騒に
微笑む僕がいた

友と交わした
約束さえ
朧に薄れていく

闇夜を引き裂く街灯(まちあかり)の
無情の光に照らされ疲弊していく
焦がれる想いは
懐かしい思い出と
町並みに今も惹かれてる

全てを投げ出して
帰りたくなるよ
戻れるのなら

暮れゆく夕陽を眺めながら
望郷の思いに胸が苦しくなる
心の奥には
愛おしい思い出と
町並みが今も輝くよ
何よりも強く輝くよ



Credits
Writer(s): Takashi Fukuda, Kg
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