未来への遺産-Jonathan’s Ballad-

とある物語を聞かせよう
奇妙な冒険のはじまり
ある少年の 青春の物語

ある男はこう言っていた
「すぐ彼を気に入った」と
「甘ちゃんでも 正真正銘 紳士だった」と

悲しみの過去を抱きしめて
未来への希望 引き連れて
立ち向かう背中 もう一度逢えるものなら

気障な男はこう言ってた
「彼こそ希望なのだ」と
「親友(とも)と息子を まるで同時に得たようだ」と

ここに受け継がれてく 汚れなき意志と
ハートをふるわせてく 勇気の讃歌よ
邪悪を絶って 光となれ
ここに受け継がれてく 太陽の意志と
最期まで闘った 青春の記録
悲しい歌など 君には似合わない
未来 それは今 ここにある

古(いにしえ)の仮面に染みついた 呪わしき数奇な運命
立ち向かうことが宿命 若い生命(いのち)を燃やして

強き瞳のレディはこう言った
「そう 彼は遺したのだ」と
「その気高さ ぬくもりもすべて 私(ここ)にある」と

碧く光る海原 高き美空は
あらゆる人のもとへ 続いているのだろう
その名は届く 時も越えて
ここに受け継がれてく 汚れなき意志と
ハートをふるわせてく 人間讃歌よ
暗闇の荒野 照らして 高らかに響け

勇気を胸に抱いて 恐怖に応えよ
人間(ひと)ならば みな土にいつか還るのだ
たとえ時代が忘れゆくとも
ここに受け継がれてく 太陽の意志と
清らかに溢れだす 尊き波紋
それは響きあい 誇りと
強い意志となり やがて未来となる



Credits
Writer(s): Iko, Shinnosuke
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