奏 (かなで)(ARENA TOUR'07 "W-ARENA")

改札の前つなぐ手と手
いつものざわめき新しい風
明るく見送るはずだったのに
うまく笑えずに君を見ていた

君が大人になってくその季節が
悲しい歌で あふれないように
最後に何か君に 伝えたくて
「さよなら」に 代わる言葉を僕は探していた

君の手を引くその役目が
僕の使命だなんてそう思っていた
だけど今わかったんだ 僕らならもう
重ねた日々がほら 導いてくれる

君が大人になってくその時間が
降り積もる間に僕も変わってく
例えばそこに こんな歌があれば
二人はいつも どんな時でも 繋がっていける

突然ふいに 鳴り響くベルの音
焦る僕 解ける手 離れてく君
夢中で呼び止めて抱きしめたんだ
君がどこに行ったって 僕の声で守るよ

君が僕の前に 現れた日から
何もかもが違く 見えたんだ
朝も光も涙も 歌う声も
君が輝きをくれたんだ

抑えきれない思いをこの声に乗せて
遠くの君の街へ 届けよう
たとえばそれが こんな歌だったら
僕らは何処にいたとしてもつながっていける



Credits
Writer(s): 大橋 卓弥, 常田 真太郎
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