真夏のスノーマン

叶えた偉い人も 最初は
夢だったんだって
小鳥が巣立つ時
飛び方も知らないのにね

身振り手振りを真似していた
素直な気持ちは
どこを探しても見当たらない

時間が足りないからって
自分しか見えなくなって
溶けて消えてしまいそうに
なってるんだけど
未来になにが起こるか
まだ分からないでも輝きたい
恥ずかしいけど強くなりたい

目の前で転んだ人が
涙目で何かを訴えていても
時間に追われてる僕は
目を合わせないようにするだろう

答えなんてきっとなにもない
人だってそんな強くない
気付いてるのに僕はそれでも

分かった顔してきっと
偉そうな言葉をならべ
人ごととして簡単に言い切れるんだろう
自分のことになった途端
不安なのって嘆いて
誰かの気を引こうとするんだ

ねぇ君は平等に置かれている時の中で
どれだけ人にしてあげられることがあるの?
口だけ達者で強がりな僕は

時間が足りないからって
自分しか見えなくなって
溶けて消えてしまいそうに
なってるんだけど
未来になにが起こるか
まだ分からないでも輝きたい
恥ずかしいけど強くなりたい
あぁ

時間が止まればいいと何度も願って逃げて
カッコつけた言葉ばっか探していた
溶けかけたカラダで 今
かっこ悪くたっていいから
それでも君に優しくありたい



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