Hinotori

儚い夢に埋もれて気づく
終わらない旅をしてるのだと
そして季節は巡る

切ない恋の魔法の中じゃ
今は叶わぬ願いでも振り切ってゆく
そしていつかの温もりに寄り添うのだろう

億千の夜を越えて
貴方の翼(はね)になり その背を押してゆく
生きる意味など他には何も
要らないから
哀しい微熱よ 貴方に届け
素直になれない
涙が溢れる 貴方に届け

壊れたはずの心がうずく
形あるものを探すことじゃ
何も変わりはしない

扉をあけて声を聴かせて
求めて消える願いでも寂しさだけが
積もるほどに鼓動は近づいてゆく

金色の夜を越えて
貴方の瞬間(とき)になり ただ輝いてゆく
こんな想いは 他へは何処にも
やれないから
哀しい微熱よ 貴方に届け
素直になれない
涙が溢れる 貴方に響け

誰のようにもなれない不安を覚えて
私のことを信じる私を感じてる

億千の夜を越えて
貴方の翼になり その背を押してゆく
生きる意味など他には何も
要らないから
哀しい微熱よ 貴方に届け
素直になれない
涙が溢れる 貴方に届け



Credits
Writer(s): Chihiro Onitsuka
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