Fps

ポップコーンのように弾けたミサイルとヒトの波
ヒットチャートとテレビはシンパ共の煙に巻かれた
ねえ神様どうして僕らのこの声を無視するんだ
安寧に犠牲はそう、付き物ってやつらしい
僕ら 今、敬礼の合図をとり 三流映画の主役に 成り下がった
まるでヒトの黒い部分を象ったような
この冷酷な引き金に 全てを込めて
それじゃ、サヨナラバイバイだ 愛するこの街よ
減らず口の恐怖は 捻り潰せ
どうやら、サヨナラバイバイだ ガスマスク越しの笑顔で
「また会えたら」なんてジョーク言わないでおくれよ
その昔に僕らをそっくり真似たような
気味の悪いゲームが大流行したって話だぜ
ただ唯一分かるのは今じゃこれは遊びじゃないってこと
傷つけたモノはもう戻らないということ
最早 この地球(ほし)に温もりなど無い 有るのは背負い込んだ友の .
冷えた心臓
栗毛色の髪をしたあの娘よりも
この残酷な鉄屑の
値打ちは勝る
それじゃ、サヨナラバイバイだ 全部理想は捨てろ
当て外れの正義は 叩き潰せ
どうやら、サヨナラバイバイだ 現実感がちっとも無くてさ
「始めから夢だったら」と祈ってるんだよ
どれだけの命を安く値踏みすれば満足だ
どれだけのペンで地図を書き換えれば本望だ
ねえ神様いい加減僕は貴方を許さない
こんな滑稽なゲームなど壊れてしまえ
それじゃ、サヨナラバイバイだ こんな不吉な筒で
新しい未来が 切り開けるもんか
なあ、どうだい 心の内側で疾うに気付いてたんじゃないのか
何事にも終わりがあるということ
そして ついに僕らが終わる番ということ



Credits
Writer(s): Neru Neru
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