あなたはあなた

やたらと昔からハイヒール履きたがって
年下だからと口紅とってこさせて
別れたときを覚えていないのにあのことだけ
痛みもなくあざやかな春

うわさに聞いたけど銀行につとめてるって
嫁さんもらわずに毎週出かけて行くって

なにかが欠けているなにかがありすぎる
人のきもちとして間違っている
頭が足になるような奇跡が起こらないかぎり
ぼくの悩みは間違っている

ぼくのいらないものを欲しい人はいませんか
ぼくの欲しいものをいらない人はいませんか
あなたの休日はたまに贅沢をして
遠い外国にもひとりで行くって

おみやげなんにも買ってこないで
いい匂いだけで帰ってくる
おかあさんも知らないような香り
わたしはわたし
あなたはあなた

放っておいてとも思わないの
わかってくれとも思わないよ
好かれても嫌われても人と人とのことだもの
いつか赤い屋根の温泉行きたいの

おみやげなんにも買ってこないで
いい匂いだけで帰ってくる
おかあさんも知らないような香り
わたしはわたし
あなたはあなた

おみやげなんにも買ってこないで
いい匂いだけで帰ってくる
おかあさんも知らないような香り
わたしはわたし
あなたはあなたなのよ

胸のつかえに目薬さしてくれたあなたと観覧車
高いレールの上を走る黄色いふたり乗り自転車
胸のつかえに目薬さしてくれたあなたと観覧車
高いレールの上を走る黄色いふたり乗り自転車



Credits
Writer(s): Satoko Shibata
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