SOLID DREAM

朝靄に信号待ちが長い
歩き慣れているはずの交差点に立つと
繰り返し刷られてく街の画の
隙間に挟みこまれてる思い出が痛い

大事なモノは抱えきれず 零しても壊しても
振り向かず歩いてきてる

冷たい風に吹かれてボクの肩が手探りで
あの頃の自分に戻りたがるみたいに 少し震えた
わかりもせずに「強さを持て」とか誓ってみるけど
優しい気持ちにまた鈍くなってしまってるだけ

捨てられない不安も あの夢と
背中合わせにあるなら
輝くはずなのに

オトナのルールを何となくまとい始め
何もかも何となく
くすんでいってる

もうすぐ雨が降るなら元のボクに塗り重ねられてきた
いろんな余計なモノが流されてしまえばいい
ガラじゃないのに「優しくあれ」とか言い聞かせるけど
気づけば今までより脆くなってしまってるだけ

そぎ取って はぎ落として
その後に今ボクに残るのは?

もうすぐ雨が降るなら元のボクに塗り重ねられてきた
いろんな余計なモノが流されてしまえばいい
風に吹かれてボクの影が淡く遠く伸びてく
明日の自分のことを確かめたがるみたいに

変わっちゃいけないモノを守れるように変われたら



Credits
Writer(s): Kazunori Fujimoto, Tetsurou Asou
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