Chinju No Sato

天の原より日は降りて 雪解の水に
芽吹く裾野の鈴の音よ 蕾も彩う
ふうわり ふうわり ほころぶ

そらふうわり ふうわり 漂う
幸の舞い込む華の宴 鎮守の里よ

天の原より雲沸きて 光あまねき
蒼き早苗へそそぎゆく 優しき瀬音
きらら きらら まばゆく
そらきらら きらら うつろう
遠く広がる蝉しぐれ 鎮守の里よ

天の原より日が暮れて 茜の空に
穂すすき揺れて 夕月に蜻蛉(あきつ)が遊ぶ
帰ろ 帰ろ どこかで
そら帰ろ 帰ろ 呼んでる
守が手を引きわらべ歌 鎮守の里よ

天の原より寒が来て 木枯らし吹いて
暖を囲んで幸炙りゃ 頬も赤らむ
しんしん しんしん 白く
そらしんしん しんしん 積もる
寝入る長夜の雪明かり 鎮守の里よ



Credits
Writer(s): Fumiya Fujii
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link