Machi

あぁ 街の真ん中で 息を吸った 魚が泣いた
全て変わってしまった 砂が落ちた 生活が落ちた

透明な朝に心像と 何でもないような情操を
愛を食べて動けない君へと
大きすぎる灯りに 逃げ出さない憔悴に
抗わない日常を返したい

その献身の先へ 心は行く 強く
その諦観の奥へ 言葉は行く 深く
ほら 君の疑うものすべて
いつの間にか 君から抜け出した君だ

あぁ 街の真ん中で 息を吐いた 魚が泣いた
喉を締めあげて 歌を歌った 星の様に降った

曖昧な夜の喧騒も 耐え切れない日の慟哭も
愛を食べて動けない君へと
小さくなった言葉も ぼんやり飛んだ電波も
知りたくないことを押し付けてさ

その勾配の先へ 心は行く 強く
その幽閉の奥へ 言葉は行く 深く
ほら 君は一つずつ治しながら生きているよ
今 懐かしい朝の為

その献身の先へ 心は行く 強く
その諦観の奥へ 言葉は行く 深く
ほら 君の疑うものすべて
いつの間にか 君から抜け出した君だ

あぁ 意味なんてない 退屈で美しいんだ
今 変わらない朝の為



Credits
Writer(s): Kenshi Yonezu
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