少女には戻れない

螺旋階段が
登りにくいのは
前が何も
見えないからでしょう

先行く誰かの
背中を頼りに
人はみんな
進んで行くものだから

いい人なのか
悪い人なのかと
周りに聞いてもデータなし

突然 出会った
そのサプライズに
少しだけ 理性失ったのかな
少女に戻ったように
この胸キュンと
でも純愛はもう 無理

一段 登るたび
木の床が軋(きし)む
疑心暗鬼
心が重くなる

愛してしまえば
見えない未来も
月明かりと
手すり頼りに行くわ

楽観的なのか
悲観的なのかと
自分のことってわからない

あのまま 別れて
思い出さなけりゃ
足下はもっと明るかったかな
少女はあきれたように
すべてを捨てて
また人生をやり直す

しあわせなのか
不幸せなのかは
登ってみたって変わらない

突然 出会った
そのサプライズに
少しだけ 理性失ったのかな
少女に戻ったように
この胸キュンと
でも純愛はもう 無理



Credits
Writer(s): Yasushi Akimoto, Keigo Nozaka (pka K5)
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