鱗(うろこ) - Augusta Camp 2006

少し伸びた前髪を
かき上げたその先に見えた
緑がかった君の瞳に
映り込んだ 僕は魚
いろんな言い訳で 着飾って
仕方ないと笑っていた
傷付くよりは
まだ その方がいいように思えて

夏の風が
君をどこか
遠くへと 奪っていく
言い出せずにいた想いを
ねぇ 届けなくちゃ
君を失いたくないんだ

Oh 君に今 会いたいんだ 会いに行くよ
たとえ どんな痛みが ほら 押し寄せても
Oh 鱗のように 身にまとったものは捨てて
泳いでいけ
君のもとへ 君のもとへ
それでいいはずなんだ

季節の変り目は 曖昧で
気づいたらすぐ過ぎ去ってしまうよ
まだ何ひとつも 君に伝えきれてないのに

夏の風に 君を呼ぶ
渇いた声 消されぬように
あふれそうな この想いを
もう ちぎれそうなくらい
叫んでみるんだ

Oh 君に今 伝えたくて 歌ってるよ
たとえ どんな明日が
ほら 待っていても
Oh 鱗のように 身にまとったものは捨てて
泳いでいけ
君のもとへ 君のもとへ
それでいいはずなんだ

Oh 君に今 会いたいんだ
会いに行くよ
たとえ どんな痛みが
ほら 押し寄せても
Oh 鱗のように 身にまとったものは捨てて
泳いでいけ
君のもとへ 君のもとへ
それでいいはずなんだ



Credits
Writer(s): Motohiro Hata
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