回想列車

発車のベルが鳴る時刻表通り
座席に腰掛け荷物を降ろし
ジャケットを脱いでシャツになりリラックス
レールを軋ませ列車は走り出す
景色が流れてく窓の外
目を向けては眺めて過去を思う
淡い色の思い出は羽衣の
ようで胸を切り裂く刃物のよう
あれは少年の頃見た光景
草原に寝転んで見上げた蒼天
公園のフェンス超え冒険
すぐ吠える猛犬 振り返れば昨日のようで
星みたく散らばった記憶の断片
銀河のようにひとつとなって
まるでアンドロメダ
同じシーンばかり何度も画が
回送列車ゆられつついつのまに夢うつつ
鑑賞的な車窓の風景 人は皆過去の上
国境の長いトンネルを抜けると雪国
また次々と景色が過ぎ行き
儚い人生の旅の途中
レールを軋ませ列車は闇夜を行く
できりゃ忘れたいような後悔がある
一つ2つ膨大な数 だけどそう結果オーライなはず 昨日よりも目の前にゃ明日
思い巡らす戻れない時
あの人は今どこで何をしてる
出逢いや出来事を通過し向かう終着駅のホーム
片道の切符 長い道を行く
たまに一人 悲しい気持ち
一瞬で過ぎ去った青春も先週のよう
やがて夜が明けていく
回送列車ゆられつついつのまに夢うつつ
鑑賞的な車窓の風景 人は皆過去の上



Credits
Writer(s): stuts, zorn
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link