キミの花

もう僕のこの胸は どこにも逃げない 君へと向かうよ
今 駆け出してゆける 恋する場所へと 何度でも

初めて君を見た瞬間のこと スローモーションみたいに全てが
僕の頭の中にインプットされてく 君の髪も 笑う横顔も

教室に響く声たち すぐに君を探し出せる

会うたび君を好きになって 小さな手に触れたくて
君の声が 風に煌めく花のように
儚げで だけど強く 輝き続けてるから
いつだって 僕だって その手をちゃんと握り締めたい

すれ違うたび 君の香りが揺れてる 僕の呼吸 誰にも邪魔させない
制服のポケットに詰め込んだ想いも 君のもとへ溢れ出しそう

何気ない帰り道でも 君がまた特別にする

もしも君が僕のとなりで 笑っていてくれるなら
何も怖い物なんて無いと思えるよ
無邪気に はしゃぐ姿も うつむいた君の影も
いつだって 僕だって この手でちゃんと守ってみたい

もっと君に近付きたいんだ 誰も知らない君を見つけたい
ずっと探していたんだ 広いこの世界で 一つだけのキミという花を

会うたび君を好きになって 小さな手に触れたくて
君の声が 風に煌めく花のように
儚げで だけど強く 輝き続けてるから
いつだって 僕だって その手をちゃんと握り締めたい



Credits
Writer(s): Hanako Oku
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