Seigino Mikata

街はずれの工場のならび 不思議な家族が住む
昼間から家族4人で テレビをみている家
標準的な幸せの風景

しかしいつのぞいてみても テレビばかりみている家
何かしてる様子もない あまり笑ったりもしない
誰がいつ働いているんだろう

もしかして あれはもしかして むかし正義の味方で
今はもうたぶん今はもう 出番がなくて家にいるのかも...

近所に知り合いもいない 町内会もでない
とにかくテレビをみてる たまにはみかんも食う
夜になると 電球が消える

ある朝雨戸がしまって 突然空家になった
行方は誰も知らない そもそも知り合いはいない
今はネコが住みついて寝てる

夏がきて 秋が過ぎ去って 相変わらずの日々がつづいて
工場もやがて閉鎖して 春にはビルが建ってしまうらしい

もしかして あれはもしかして むかし正義の味方で
遠い場所へ どこか遠い場所へ 活躍できる遠い場所へ...



Credits
Writer(s): Shikao Suga
Lyrics powered by www.musixmatch.com

Link