君との境界

理想だ何だと言い張って
夢の中で溺れている
指で切った約束を
違えた君との間で

端と端を手に取って
無理やりに結んでみる
踏み出せず立ち止まった
境界の形様として

小さな涙の色で隔てた
二人の距離を跨いで息をしてよ

未来を願える自信などないけど
君の声を思い出して
今此処に立っている
離れられないまま曖昧な僕らを
同じ線で繋ぎあって手繰りあって
心を引き寄せられたら

揺れた空気の温度で
期待が膨らむ前に
僕を両手で引き摺って
そのまま沈めてくれないか?

僕には見えない未知の先でも
誰かと生きてく意味を問い掛けるの

この口の外へ想いを放ったら
別の僕と混ざり合って
嘘になってしまいそうで
君への言葉を探してみたけど
答えなんて求めたって
世界中のどこにもないんだろう

未来を願える自信などないけど
君の声を思い出して
今此処に立っている
離れられないまま曖昧な僕らを
同じ線で繋ぎあって手繰りあって
心を引き寄せられたら



Credits
Writer(s): Yuu Ichinose
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