Favourite Blue

愛してるのは、冷たいからです。
プールサイドのテレパシーで、きっとハートは「青」を知りました。
乱れ髪の季節なので、終始ほつれ気味の未来に息を切らして、
汗を拭うんです。

いつも君は光と影が織りなす淡いイメージの先で、
遠く見えるのはたぶん、曖昧な表情に眩んだ想いのディスタンス。

どうかそこで待ってて――はやる気持ちが追いつくまで。
ふつふつと弾けだすソーダの泡、かきあげる髪の塩素の匂い。
ねえ、夏のはじめは水のいたずら。

大したことない仕草さえもシネマチックに映えだす日々です。
流れ出した新たなメロディ。
半透明の生活にガム・シロップを溶かし込んで、
ふたりきりで飲み干したいな。

いつか君の幻想と真実を赤いペンで答え合わせして、
浮かび上がる姿を知りたいと願っては、日射しのほうへ手を伸ばす。

どうか笑わないで、こんな言葉を聞いてくれるかな。
くるくると巻き回すフィルムには、どんなふたりが映るんだろうな。

ねえ、のぼせあがるほど求めてる、
風も色も声の音も涼やかに染め上がればいい!

どうかそこで待ってて――はやる気持ちが追いつくまで。
ふつふつと弾けだすソーダの泡、かきあげる髪の塩素の匂い。
ねえ、夏のはじめは水のいたずら。

冷たいから...!



Credits
Writer(s): Azusa Suga
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