Line (Shinku-kan Mix)

「せっかく晴れたから」って
言い訳をひとつ放り投げ
ガレージから勢い任せ 飛び出した

目的地は南へ
踏み込んでいくペダルは海の方
地図なんて見ない決められたようなルートはイヤ

誰かの轍は足が取られて困る

一心不乱に描く一直線ラインは
余所見をすれば転んで途切れそうだ
コンマ2秒の未来へ2つの車輪で進め!
とにかく漕げ

通り過ぎていった時間の
捉え方で"現在"が変わっていく
歴史とするか、過去とみなしていくのか

誰かが僕に悟した
偉人たちの名言でさえも
口をついてこぼした台詞(セリフ) ただのワンシーンだろう?

そろそろ僕にも出番が来る頃かなぁ

去っていく景色がスピード上げていく
新しい世界が身体を突き刺す
向かい風を裂いてハンドルが導いていく
いっそう漕げ

時の流れを縫い止め
他人(ひと)が歴史と名付ける
でも僕はそこに価値を見出しはしない
ただ息を切らしこの瞬間を塗り替える

一心不乱に描く一直線ラインは
僕にしか見れない絶景(パノラマ)へ続く
コンマ2秒の未来へ現在を切り開いていけ!
必死で漕げ

死ぬまで漕げ



Credits
Writer(s): Shintarou Tokita, Takuya Oohashi
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