Sanagi

冗談でわたしを惑わせて 少年みたいに笑うから
まじめな顔が余計きわだつ

騙してほしいわ あなたなら
車の窓に反射している わたしはまだまだ女の子

「最近どうだ?」「疲れてないか」
気づいてくれたの あなただけ

背伸びして 化粧だって 覚えたのに
綺麗なんて 一言も言わないね

高望みしてるなんて 気づいてる
恋に年齢は関係ないわ

あなたの目に映るわたしを
知りたい 知りたい 教えてよ

泣き虫と笑われてしまう 今はまだ 大人にはなれない
困るとすぐに鼻をすすって わざとらしいほど優しくて

「明日ね」「またね」 何度言っても

あなたはわたしを引き止めない
もうすぐでわたしだって 大人になって
今よりはいいこともあるかもね
同じように あなただって年を取る

距離をつめるたび 遠ざかってく
「境目ならもう見えたでしょ?」

これが現実と笑うなら
泣き虫も変わるよ 今はサナギでも 飛び立つよ
いつか いつか いつか
この気持ち隠せてるか わからないけど
あなたなら知ってても 言わないわ
きっと カッコつけてなくて 優しいだけじゃなくて
なにか惹かれるものが あるから
あなたの目に映るわたしを
知りたい 知りたい 教えてよ
泣き虫と笑われてしまう 今はまだ
あなたの目に映るわたしを
知りたい 知りたい 教えてよ
泣き虫は変わるよ 今はサナギでも 飛び立つよ
今はそのときを待ってるの



Credits
Writer(s): Anri Kina (pka Anly)
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