曇り空が 見透かしている
甘えすぎた 心の中

どこかを目指し走る 背中
作り物みたい 目にする全てが

儚く消えてく 眩しい光
手に触れるその前に 潰えた夢
壊れた時計を見ている その隙をついて
勝手に暮れていた空のように

頭の中 渦巻く昨日が
白紙の今日 立ち止まらせた

街は忙しそうに
はしゃぐ誰かの声を 遠くへ響かせ

遠く 遠く 小さく霞む
叶うと信じていた あの日の夢
テレビの中から聞こえた 世界の痛みと
同じくらい遠い 今では もう

いつの間にか 枯れていた
沸き立つような波を待って
夜に落ちてく 音も立てず
ずっと ずっと ずっと ずっと
待ちわびて

浮かぶ度に すぐに消える
答えを追いかけてく あぁ もう一度

儚く消えてく 眩しい光
叶うと信じていた あの日の夢
季節にはぐれて 静かに降る雪のように
いつか また逢える その時まで



Credits
Writer(s): School Food Punishment, 江口 亮
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