Nobody Knows

鉛色の水のないプールサイド
乾いたタオルに
置き去りの白日の熱情

風の言伝 部屋に残したまま
色褪せたパラソルと
濡れた髪のしずく

水辺に見えるのは遠い夏の終り
街の灯りが燈りだす

もう誰も知らない遠い昔の恋
永久の彼方まで
月の晩 少し寒い
君は今頃何処に居る

琥珀色のビルが夜を飾る
街に訪れた秋の気配
雑踏にしみ込む

高原の風 君の髪をゆらした
飾らない裸足の無邪気すぎた季節

秋風の音信にセピア色のメモリーズ
君の香りを思い出す

あの頃の二人が
もう一つの時間に
暮らしている気がするの
月の晩 少し寒い
秋の星は少し淋しい

もう誰も知らない恋人たち



Credits
Writer(s): 染谷大陽, 榊原香保里
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