Prototype

純真さがシンプルな力に変わる時
世界に影をつくりだす
ガラスケースに横たわる
光の存在に触れたくても

振り上げた手 降ろせなくて
落ちるようにしゃがみこんだ
Prototype boy 明日の理想だけで
語り継ぐような美淡にもならないけど
この体を失いそうなギリギリの場所が
哀しいくらい似合ってる

嘘みたいな静けさは
わずかな綻びが弾ける前触れのようだ
過剰なまでの眼差しが
膝の震えさえ逃がそうとしない
この両手を挑発する
ありふれた偽善さえも

Prototype boy 心奪われてく
曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで
この領域に浮かび上がる残骸が
生きた分身に見え始めた
それでも I shelter you

焦燥と放心の反動
絶えず私心が揺らいでる
今更の感傷ならかぶり振るけれど
使い捨てられる試作品
生きるのは自分だろうか?
今は考えない‥ 考えない‥

Prototype boy 明日の理想だけで
語り継ぐような美淡にもならないけど
この体を失いそうなギリギリの場所が
哀しいくらい似合ってる

Prototype boy 心奪われてく
曖昧なジャブを繰り返す歯痒さで
この領域に浮かび上がる残骸が
生きた分身に見え始めた
それでも I shelter you



Credits
Writer(s): Chiaki Nishida
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