美しい穢れ

そんな 顔で彼を
見つめるんだね
体よく利用 されているだけと
気付いてるの
どんな 顔で昨日
抱かれたんだろう
知らない君が 溢れて僕はもう
壊れそうだよ

美しい その指も肌も
穢(けが)されて ゆくばかりで
僕のものに ならないのなら
君よ いっそ 消えて しまえ

こんな 気持ちになる
くらい だったら
出会わなければ 良かっただなんて
思えないんだ
狂おしい 唇も足も
穢(けが)されれば されるほど
輝き 増してゆくから
僕は一層 離れられない

美しい その指も肌も
穢(けが)されて しまえばいい
僕のものに ならないのなら
君よ いっそ 消えて しまえ
僕よ いっそ 消えて しまえ



Credits
Writer(s): 秦 基博
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