ノクチルカ

願い事ヒトツ唱えては消えた この手に触れることなく
叶わずまたヒトツ流れては消えた この目に色を残して

彩る世界に空より焦がれたあの子は居ないけれど
つまずきうつむく足元で笑う穢れなきノクチルカ

キレイなモノだけ集めたならシアワセと笑うかな
ココに居る意味をだれかのためだとか言いながら

溢れ出す声を飲み込んだらノドの奥が焼けるようだった 伝えたいことが今日だって
甘いコトバで誘う声が聞こえないように歌っていた 変わらないモノはいつだって

カッコ悪くたっていいよ 笑い飛ばしたっていいよ
飛び越えた向こう側はキレイだろう

だれかの痛みに少し触れるだけでわかったような気がしてた
描いた世界によく似た景色は偽りだらけの夢

溢れ出す声を飲み込んだらノドの奥が焼けるようだった 伝えたいことが今日だって
見えない明日に震えたって気付かないフリで笑っていた 変わらないモノはいつだって
ココにある

伝えたいことが今日だって 伝えきれぬほどあるんだって 伝えたいから歌っていた

溢れ出す声を吐き出した 暗がりに光は射していた 震えながらでも立っていた

つまらないことに今日だって 傷つき涙流したって どれくらいウソをついたって
伝えたいことが今日だって 伝えきれぬほどあるんだって 伝えたいから歌っていた

カッコ悪くたっていいよ 笑い飛ばしたっていいよ
飛び越えた向こう側はキレイだろう

カッコ悪くたっていいよ 笑い飛ばしたっていいよ
飛び越えた向こう側へ行けるだろう



Credits
Writer(s): Kimiko Oda (pka Kimiko)
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