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Summer 溶け出してしまいそうな体
I Wander 'ホントノジブン'なんていない 首筋に梅雨の残響

10tもの水が 頭上にたまる 初夏の頃
水の星の悦にひたる そんな文字どおりの午後

ねぇ 話しかけてみたい 僕に何が出来るというの
所詮 小さな点じゃない こぼれそうな空に聞いたの 運命を

My words 誰かに向けたのに 自分に言ってた
In my world ここにいる意味はまだ見えない 消えてゆく春の残像

数えきれぬほどの水滴で 空はまるで宗教画
なんていびつでキレイなものだろう それを「雨」と呼ぶ事にした

子供達は「雨」に踊る 僕はそれを見ている
僕だってそこにいたんじゃない 水たまりに映る姿を 踏んで壊した

俯瞰する空の目は 僕らのこと 雨粒より小さく映して
それでも僕は言うよ 空に... 「僕らは世界になるよ」

もう怖いものなんてない 世界は形を持たないの
僕は小さな点でいい 雨粒もやがて溶けるよ 水の星へ



Credits
Writer(s): 秦 基博
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