Saudade

私は私と、はぐれる訳にはいかないから
いつかまた逢いましょう。その日までサヨナラ恋心よ

嘘をつくぐらいなら、何も話してくれなくていい
あなたは去っていくの、それだけはわかっているから
見つめあった私は、可愛い女じゃなかったね
せめて最後は笑顔で飾らせて

涙が悲しみを溶かして、溢れるものだとしたら
その滴も、もう一度飲みほしてしまいたい
凛とした痛み胸に、留まり続ける限り
あなたを忘れずにいられるでしょう

許してね恋心よ、甘い夢は波にさらわれたの
いつかまた逢いましょう。その日までサヨナラ恋心よ

時を重ねるごとに、ひとつずつあなたを知っていって
さらに時を重ねて、ひとつずつわからなくなって
愛が消えていくのを、夕日に例えてみたりして
そこに確かに残るサウダージ

想いを紡いだ言葉まで、影を背負わすのならば
海の底で物言わぬ貝になりたい
誰にも邪魔をされずに、海に帰れたらいいのに
あなたをひっそりと思い出させて

諦めて恋心よ、青い期待は私を切り裂くだけ
あの人に伝えて... 寂しい... 大丈夫... 寂しい

繰り返される よくある話
出逢いと別れ 泣くも笑うも好きも嫌いも

許してね恋心よ、甘い夢は波にさらわれたの
いつかまた逢いましょう。その日までサヨナラ恋心よ

あなたのそばでは、永遠を確かに感じたから
夜空を焦がして、私は生きたわ恋心と



Credits
Writer(s): Ak Homma
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