露二帰ル実像

無意味だろうと思われた濁った涙も
この湖を程よく浸していた
霧の中で顔出した幻の誘いざないい
隠れるように住み込む内気な姫
ちぎれた感情が葉を滑り
自由を飲み込んで重く息吹く
露に帰る実像幻覚に紛れ
まるで自分では無い様で
これが内なる心
淡い霧の中に一度だけ放して
まだ知らない正直な
本能を突き立てる姿
探っていた
無意味だろうと思われた濁った涙も
この湖を程よく浸していた
手が届かないような奥深く
沈む汚れさえも影に映る
ちぎれた感情が葉を滑り
想い重なる時刻かくへ落ちる
露に帰る実像幻覚に紛れ
意識だけでは止まらない
本当の自分を見る
淡い霧の中の
夢だと思わせて
遠く深く全ての
記憶だけを空に預けて
霧になる



Credits
Writer(s): Namari Okuyama, Zun
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