Kimidakewa

神様がもしもこの世にいるならば
何を守って誰を救ったりするんだろう
それが僕たちじゃないことはきっと
最初からわかっていたんだよ
だから僕らは手を取って
痛みと苦しみを割って
喜びと奇跡を足して
歩く歩幅を重ねた
二人の距離を
声にならない感情を
夏の夜空に例えていたの

それでも
いつかこの歪んだ世界で
理由のない運命に巻き込まれ

君は
きっと僕らを照らす一等星
探し続けてた祈り
消え入りそうな声で言った
「ねぇ連れ出して」
誰かに笑われるような
儚い夢だとしても
どうか叶えてよね君だけは

何かを拾うたびに
何かをこぼして行くんだ
それをまた拾おうとして
今度は君を見つけた
失くしたすべて君と出会う辻褄
それだけでぼくは救われたの

さよなら
いつかまた会える時まで
花火のような一瞬の光でも
それは
きっと僕らが願う一等星
求め続けてた祈り
零れ落ちた涙を拭った
「ねぇ泣かないで」
歩みを止めない雑踏に
悲しい風が吹いたって
どうか叶えてよね君だけは

きっと僕らを照らす一等星
探し続けてた祈り
消え入りそうな声で言った
「ねぇ連れ出して」
後悔しないよ一等星
誰かの所為にしたくなくて
自分の意志で踏み出したんだ
「さぁ連れてくよ」
誰かに笑われるような
儚い夢だとしても
どうか叶えてよね君だけは

他の誰でもない君だけは



Credits
Writer(s): Amatsuki, Natsushiro Takaaki
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