Yuki Doke

真っ白に包み隠された 僕と君の秘密の場所
大人の目には映らない 宝物の隠し場所

さよならから目をそらして ただ君だけを見つめていた
その体温で私が溶けちゃっても この手ぎゅっと離さないでいてね

ざわめく街の賑わいが僕たちを孤独にさせた
目の前に佇む幻が何より真実だった

降り出した願いは甘やかで残酷な夢
なら今は忘れよう 2人の熱に雪が溶けだすまでは

真っ白なシーツで小さな身体 そっと包んだ結婚式
夢が叶ったねだなんて 幸せそうな顔で泣かないで

背伸びすればするほどに僕たちは子供のままだ
明日に夢見ることくらいなら それなら許されますか

差し込む夕日は照れあう頬を染めていく
もう二度と戻れない それでいいのと君が笑った
たどり着いた世界の果ては 残酷な程に違くて
これが僕らの夢見てた旅の終わりなの どうして

さよなら さよなら
無邪気に笑いあった日よ

ありがとう さよなら
軋む時計の針が止まる

降り積もる願いは溶け出す雪に流されて
いつまでも忘れない 二人の熱を掌に閉じ込めた さよなら



Credits
Writer(s): Ryuutarou Inagaki
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