双葉

風の手が ページをめくり出す
ペンと指先が少し冷たい
あいまいで確実な言葉
「未来」なんていうのは 正体不明のフレーズ

ノートには二文字 書きかけで
気づけば点二つ 滲んだ

君がもっと泣いたら もっともっと泣いたら
溢れた気持ちだけ 頬伝って落ちていく
大事な何かが染み込んでいくんだよ
そうしたら‥

現在はずっと泣いても ずっとずっと泣いても
涙でいつかはそう 夢がきっと咲くでしょう
真っ直ぐ 君の願いを花にして

帰り道 なんだか虚しくて
手当たり次第に 雑誌を読みふける
あいまいな占いの言葉
全部当てはめて 不安隠してる

最近じゃ これがお決まりコース
弱音もちゃんと言えなくて

君がもっと泣いたら もっともっと泣いたら
溢れた気持ちだけ 声になって出て行く
大事な何かを抱きしめているんだよ
そうだろう?

現在はずっと泣いても ずっとずっと泣いても
悲しいくしゃみくらい もうすぐ止まるでしょう
いつかの君の想いを歌えばいい

あの日滲んだ 正体不明フレーズ 紙に書いて
現在は一度きりなんだ 枯れない夢を
新しい歌 口ずさんで泣けたら 泣いたら
顔上げて

君がもっと泣いたら もっともっと泣いたら
溢れた気持ちだけ 頬伝って落ちていく
大事な何かが染み込んでいくんだよ
そうしたら‥

現在はずっと泣いても ずっとずっと泣いても
涙でいつかはそう 夢がきっと咲くでしょう
真っ直ぐに 君の願いを花にして



Credits
Writer(s): Kazuya Tamura
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