Flower

「ほら、意地っ張りが駄々をこねてら」
「あら、銭にならねえおこだわりだな」
異端児を見つめる群衆の
視線の先はこの私 (ですな)

アハハって笑って堪えて眠って
明日に持ち越せない
って分かっているから
困っているんだな

折れたくないこと
なりたくない人
アレルギーのように心が捌いていく
実らない現実は地に植えて
折れないように大地に根ざす

いつかそいつが芽を出して
大輪に咲き誇るんだって
殺していた気持ちが未来のフラワー
いつかそいつが芽を出して
世間様驚かすんだって
苦渋辛酸だって舐めるよ
現在だけだからな

未来へのフラワー

そのダンジョンの先に見えるのは
なんとも魅力的な理想郷
日々絶え間なく
研鑽弛まぬ
者たちだけの桃源郷 (アハハ)

笑ったな
って怒って喚いて目を見て
アンタにキレちゃえない
って分かっちゃうような
自分が嫌だな

曲げたくないこと
なりたくない人
アレルギーのように心が捌いていく
実らない現実は地に植えて
革命色した水を注ぐ

いつかそいつが芽を出して
大輪に咲き誇るんだって
殺していた気持ちが未来のフラワー
いつかそいつが芽を出して
世間様驚かすんだって
苦渋辛酸だって舐めるよ
現在だけだからな

いつかはいつだ
その日を待っている
いつでも来いと
イメージ
イメージして
スタンバイする

いつかそいつが芽を出して
大輪に咲き誇るんだって
殺していた気持ちが未来のフラワー
いつかそいつが芽を出して
世間様驚かすんだって
苦難逆境だって超えるよ
目覚めりゃ

明日そいつは芽を出して
意地っ張り 意味を結んだって
守り抜いた希望が見事なフラワー
明日そいつが芽を出して
嘲笑側ダサくなるんだって
信じ今日も意地張っていくよ
苦渋辛酸だって舐めるよ
花見惚れるまで

未来へのフラワー



Credits
Writer(s): Kenta Kataoka
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