ぼくらはみんな意味不明

夜が明ける 朝目覚める 首痛める
この身体に自分がいる
君と喋る 飯を食べる 服を着てる
そのすべてが不気味である
なんか変だ 変だ 変だ 変だ
駅の改札通り抜ける
こんな平和 平和 平和 平和
当たり前でウケる

猫の 名前は なんとなくタマで
犬の 名前は なんとなくポチだ
世界は 世界は なんとなく終わりそうで
存在を抱えたまま 夕焼けに溶けていくよ

生きてる意味も 頑張る意味も
ないないない 無駄かもしれない
千年後 何も残らないけど
それでも君と笑っていたい
ぼくらはみんな意味不明だから
ぼくらはみんな意味不明だから

月が昇る 星が光る 虫が跳ねる それを見てる
あれ いつからここにいるんだっけ
いつまで ここいられるんだっけ
何者にもなれないままで 化物から逃れてるだけ
座敷牢でイメージを浮かべて
ストップした思考は敵だらけ

太郎の 名前は 今でも太郎で
次郎の 名前は 今では花子だ
時間は 時間は なんとなく通り過ぎて
ゴミ溜めで埋もれたまま 星空を眺めてるよ

愛する意味も 恋する意味も
ないないない 嘘かもしれない
1+1も よくわからんけど
それでも君を守っていたい
ぼくらはみんな意味不明だから
ぼくらはみんな意味不明だから

それでもぼくらは トンネルで息を止める
折り紙で鶴を折る 肉球を触る
横断歩道の白い部分だけを踏む
それでもぼくらは 間違ったことをする
正しいと思い込む
頭いいから わかっていた
また わかった気になっていたんだ

生きてる意味も 頑張る意味も
ないないない ないないない
ないないないない
ないないないないない
それでも やるしかない

生きてる意味も 頑張る意味も
ないないない 無駄かもしれない
千年後 何も残らないけど
それでも 君と笑っていたい
夢を叶えても 悟り開いても
結局は孤独かもしれない
おばけになっても 虚無に還っても
それでも君と笑っていたいな
ぼくらはみんな意味不明だから
ぼくらはみんな意味不明だから
そう ぼくらはみんな意味不明
そう ぼくらはみんな意味不明
そう ぼくらはみんな意味不明
そう ぼくらはみんな意味不明だから



Credits
Writer(s): Pinocchiop
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