恋の星占い、海をさして

茹だるような暮れ
ぬるい風がめくる雑誌の1ページ
ありきたりな恋占いを見た
君は目を輝かせた
背中越しにぎゅっと掴む君の
真っ白な両手が言うんだ
がむしゃらにペダル踏む毎日に
振り落とされないように

ねえ、このまま
ずっと遠くの海を目指してみようよ
少しは未来が変わるかな
神様さえ届かないような
遠い遠い遠い運命
誰が決めるの

きっと同じ夜の空掛けるよう花火
大三角めがけて放ち
たとえば君が迷っているときは
帰り道、優しく照らす星に占い
来年も再来年もずっと変わらない
あの日と同じ海で待ってる

茹だるような暮れ
数年来の街は何も変わってなくて
錆びついた自転車は横たわる
時間が止まったように
ねえ、あの時
どこか遠くの場所へ逃げてしまえたら
少しは未来が変わったの

ひとり漕いでるペダルはずっと
ずっとずっと軽くなってて
どこへ向かおうか

きっと同じ夜の空掛けるよう花火
大三角めがけて放ち
たとえば君が迷っているときは
帰り道、優しく照らす星に占い
来年も再来年もずっと変わらない
あの日と同じ海で待ってる
同じ海で待ってる



Credits
Writer(s): Yunomi, Kotonohouse
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