またね幻

見たくもないよ 並ぶ残像
青く光るから目を塞いだ
心と体 行き違いで
何にも受け止めきれなかった

「約束は もういい」と嘆く
溢れる前に雲を見ていた
君のその癖は いつからだろう
報われない遡り 終えたいだけなのに

項垂れたいよ
隠す意味ないほど
誰でもいいよ 壊す勇気も知らないで
明らめたくて 名前を呼んでみたけど
わかってる わかってる
まだ成れていない それだけ

いつか 叶えられるまで 辿り着けないよ
ふと よぎるたび 歌にしまうんだよ
涙にもなれない憂だけで 遠く願うんだ

ちぐはぐで飛び込んで いけるとこまで
近づけるほど 夢で会えるかな
探さなくていい 探さないでよ
今は 忘れさせてよ

綺麗事な涌かさで括るけど
遠回る言葉じゃ時間がないから

柄にないこと 言わせてよ
想い続ける脆さを込めた
君のためにって 僕のためで
薄っぺらい歌

いつか 叶えられる果て 辿り着けないよ
ふと よぎるたび 歌にしまうんだよ
涙にもなれない憂だけで 遠く願うんだ

ちぐはぐで飛び込んで いけるとこまで
近づけるほど 夢で会えるかな
探さなくていい 探さないでよ
いつか 忘れさせてよ

君のかかえる全てを 僕にしまってよ
運も時空も もう要らないんだよ
空気みたいな色をしようと 僕にはわかった

気づいたときには 幻なんだよ
それでも ずっと ここにいるんだよ
信じているよ 信じさせてよ
歌うたびに逢えるの

何故だろう 見えないものばかり
僕らは信じてしまうけど

君からもらった いくつもの
幻想が 運命が 刹那声が
言葉にならない僕を 生かしてくれてた

嘘みたいに
溢れてくよ
見つけたよ



Credits
Writer(s): Acane
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