虹の秘密

カフェテリアの隅で きみはその向こう側
同じ景色はどう見えるの

誰もが見過ごしてしまった 名もなき小さな花
そんな事を思っていたんだ 腑抜けた夏の日

夕立で滲んだレインボー
いつか恋をしたのは
近くて遠いレインボー
触れようと手を伸ばすけど

鏡を睨んでも 僕はやはり僕だな
おとぎ話は役に立たない

そう、僕は気づいてしまった
1時の廊下の果て
あの子を見つめる横顔が 綺麗でたまらない

夕立で滲んだレインボー
いつか恋をしたのは
近くて遠いレインボー
始まりも終わりもない

このまま走り続けたらどこまで行けるかな
届かない幻 目指した帰り道

僕らが隠してしまった あの日の本当の気持ちは
交わらずに宙を舞って 今も浮かんでる

夕立で滲んだレインボー
いつか恋をしたのは
近くて遠いレインボー
始まりも終わりもない

ずっと消えないレインボー
僕が恋をしたのは
近くて遠いレインボー
触れようと手を伸ばすけど



Credits
Writer(s): 須田 亮太
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