glimmer

何もないはずの僕の手にあった、光がそっと瞬いた

答えはないと知っても、僕は僕に問う
愛されること、その儚さについて
傷をつけられて憎しみを浴びても
張り付く無感情は剥がれないまま
「神様なんていなかった」

僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて
何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた

答えはないと知っても、僕は僕に問う
愛すること、何かを手放すこと
人は独りでは生きられないから
また誰かと呼吸を交わしていくんだ

神様なんていなかったんだ
それでも僕は歩き始めるから

僕らが見上げた空はどうして、何も言ってくれやしなくて
何もないはずの僕の手にあった光は、そっと瞬いていた



Credits
Writer(s): Tatsuya Kitani
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