ゴールデンアフタースクール

目一杯 空に背伸びした
教室の木漏れ日の窓際
終わりのチャイム スタートの合図
よういどんで駆け出した
グラウンドにはもう君がいて
どんな裏技だよって笑って
誰が一番なんてこと大げさに競い合った

嗚呼 青い春のシルエット 包み込むように
季節が大人に変わっても

忘れるわけがないだろう
君と過ごした燃えるような黄金の日々を
あの放課後は続いてく
街に暮れゆく太陽
暗くなるまで追いかけた夢は今でも
色褪せたりしないよ

なりふり構わずに飛び出した
教室に忘れ物などない
だけどひとつ ただひとつ
たまに胸をよぎるよ

嗚呼 ちくり刺さるリグレット 振り払うように
僕らはどこまで行くんだろう

終わらせたりしないよ
我を忘れてとめどなく流した涙も
勲章だと思ってる
まるで沈まぬ太陽
あの日響いたチャイムから放課後は今も
ずっとここにあるよ

ゴールがどこなんて 全然わからないけれど
僕らの物語は繋がってる 繋がってる

忘れるわけがないだろう
君と過ごした燃えるような黄金の日々を
あの放課後は続いてく
街に暮れゆく太陽
暗くなるまで追いかけた夢の中から
君が笑いかけるよ



Credits
Writer(s): Masayoshi Ohishi
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