Mahounoryouri - Kimikarakimihe

叱られた後にある 晚御飯の不思議
あれは魔法だろうか 目の前が滲む
正義のロボットの劍で 引っ搔いたピアノ
見事に傷だらけ こんな筈じゃなかった

大きくなるんだ 伝えたいから
上手に話して 知って欲しいから
何て言えばいい 何もわからない
君の願いはちゃんと葉うよ
樂しみにしておくといい
これから出會う寶物は
寶物のままで 古びていく

確か赤だった筈だ 三輪車
どこまでだって行けた
ひげじいがくれた熊は
よく見たら犬だった
プラスチックのナントカ劍で
傷付けたピアノ
模樣のつもりだった
好きになろうとした

大きくなるんだ 仲間が欲しい
わかり合うために 本氣を出せる樣な
基地が出來るまで 掃らない樣な
期待以上のものに出會うよ
でも覺悟しておくといい
言えないから連れてきた思いは
育たないままで しまってある

更に 增えてもいく

怖かったパパが 本當は優しかった事
面白いママが 實は泣く時もある事

おばあちゃんが
君の顏を忘れたりする事
ひげじい あれは犬だって
伝え樣がない事
いつか全部わかる ずっと先の事
疑いたいのもわかる 君だからわかる
メソメソすんなって
君の願いはちゃんと葉うよ
怖くても よく見て欲しい
これから失くす寶物が
くれたものが今 寶物
君の願いはちゃんと葉うよ
大人になった君が言う
言えないから連れてきた思いは
育てないままで 唄にする
樂しみにして... 唄にする

叱られた後にある 晚御飯の不思議
その謎は 僕より大きい
君が解くのかな
こんな風に 君に說くのかな



Credits
Writer(s): Fujiwara Motoo
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